以下の事柄によく注意してください。
1.麻酔注射直後の注意
麻酔は2時間から3時間くらい効いています。
食事は出来れば2時間以上たってからにして下さい。
感覚がマヒしていますので口唇を咬んだり、やけど等に 注意してください。
非常にまれですが、マヒが長引くこともあります。
2.麻酔がきれた後の注意
今日は、生きている歯の歯髄(しずい、俗にいう“神経”)を
麻酔して取りました。(この治療を抜髄といいます) 歯髄は歯の中にあって血管と神経が豊富
に詰まっている組織です。血管と神経は骨の中を通って歯の根
っこの先から歯髄に入り、歯に栄養を補給したり痛みなどを起こ
したりします。 これを強制的に引きちぎって取り去りましたので、
麻酔が切れた後、手や足などの傷口と同じように腫れたり、痛み
を起こすことがあります。
具体的な不快症状は以下のものです
歯が浮いたような変な感じがする。
物をかむと痛い。
歯を噛み合わせると痛い。
なにもしなくても少し痛い。
以上の不快症状は個人差や元々の歯痛の状況によって異なりますが、
通常一週間ほどで徐々に治っていきますのでご心配要りません。
もしそれ以上経っても痛みが止まらない場合は、さらに悪いステージ(歯根膜炎・感染根管)に移行してる可能性が高いです。
なお、一時的に痛みが治まっても、最後まできっちりと治療を完了しない
と再び悪化して最終的には歯を抜かなければならない状態になりますの
で、予約日には来院して下さい。
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