以下の事柄によく注意してください。
今日は、歯の根っこの治療をしました。
歯の根っこの治療のことを、医科用語で感染根管治療と言います。
抜髄と並んで、代表的な歯科治療のひとつです。感染根管とは、一度神経を取った歯の根っこの中に、再びばい菌が繁殖している状態で、
感染根管治療ではこのばい菌を取り除きます。
以下の症状がある時に感染根管治療が必要なことがあります。
 歯が浮いたような変な感じがする。
物をかむと痛い。
歯を噛み合わせると痛い。
ここ２・３日で急に歯が動いてきた。
なにもしなくても少し痛い・かなり痛い・ズキズキする。
歯の付け根あたりが腫れてきた・膿が出てきた。
よく、『神経を取った歯が何故痛むの？』とのご質問を受けますが、
これは、歯の痛みではなく、歯の周りの 部分の痛みなのです。
そしてこの痛みは通常、既述の抜髄処置後の経過よりも良くない事が多く、
通常は一週間ほどで徐々に治っていきますが、時に一ヶ月以上かかることも少なくありません。
さらに状況が悪くなって最終的に抜歯となる可能性も充分にあります。
なお、一時的に痛みが治まっても、最後まできっちりと治療を完了しない
と再び悪化して最終的には歯を抜かなければならない状態になりますの
で、予約日には来院して下さい。
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